今は昔話は置いといて

熱帯夜 feat.Kayzabro,MACCHO,BIG RON,SAY/V.A
BAY BLUES RECORDZからリリースされ、DOVE SHACK作の夏といえばコレという程定番中の定番ソングから曲名を捩った『SUMMER TIME IN THA D.S.C.』。
DS455を中心とした横浜と横須賀の面々が参加のミニアルバムに仕上がった本作の中でも唯一PVも作られた注目曲の熱帯夜。
トラックプロデュースのDJ PMXを含めお馴染みのメンツながら、今作もしっかり決め込まれた出来は安定度を感じずにはいられない作り。
Kayzabroの洒落た雰囲気はそのままに、BIG RONも比較的ドラマティックな旋律の上をゆったりと余裕たっぷりに歌い上げる風格を見せてくれるし、今回も声の重ね方が良い意味でズルい。
そしてMACCHOのスキルがあるからこそ成り立つ印象的な押韻を編みこんだフロウはトラックとの相性の良さも含めて抜群で、切なさがかすめるリリックも聴き所。直後に入り込むSAYの歌声がいつにも増して感傷的に聴こえてきます。
それぞれがそれぞれの仕事をこなした形の一つとして聴こえる一曲。
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